最近マイナポイントのCMをよく見かけます。マイナンバーカードによりマイナポイントを受け取ることができるキャンペーンが2020年9月1日から始まるので各社顧客獲得で必死です。それだけ必死になる理由はマイナポイントを受け取るのに○○PAYなどの決済サービスとマイナンバーカードを紐付けるのですが、これは一度紐付けると変更ができないからです。
聞き慣れないマイナンバーカードやマイナポイントについてわかりやすく説明します。
マイナポイントとは
キャシュレス還元終了とオリンピック後の経済対策、マイナンバーカード普及のために国が実施するキャンペーンで上限5000ポイント受け取れるのです。その5000ポイント受け取るのにマイナンバーカードが必要なのです。
マイナンバーカードとは
マイナンバーカード自体は数年前からありました。縦長の通知カードで皆さんに配られて一人一人に番号が与えられています。それがカードになったのですが普及率は1割程度で国はもっと普及させようとしています。マイナンバーカードで各種証明書が市役所に行かなくてもコンビニで発行できるので便利なのですが、そんなにしょっちゅう住民票とか必要ないのでマイナンバーカードは認知されていませんでした。
しかし2019年末から起こったコロナウィルスによる不況で国民に給付金を支給するのに時間がかかったのでマイナンバーカードの必要性が再確認されました。
海外では国民の番号管理が進んでいて銀行口座と連携されているので給付金の支給が早いです。日本はプライバシーに敏感なのでマイナンバーカードと銀行口座の連携することに不快感を持っていますが、銀行口座と連携させたマイナンバーカードを持っている方がなにかと便利です。
そこで政府はマイナンバーカードを普及させるのに本気になりこの度大型キャンペーンを開催します。
マイナポイントキャンペーンでポイントを受け取る方法
まずマイナンバーカードを取得するのですが1か月程かかります。ネット申請して受け取りは市役所まで行って最終手続きして、ようやくGETです。
カードをGETしたらマイナポイントアプリをダウンロードして「マイキーID」を発行します。
マイキーIDでキャッシュレス事業者と連携させます。
キャッシュレス決済を使用するとポイントが受け取れます。
注意すること
2020年9月1日〜の決済が対象です。キャッシュレス事業者のポイントで決済の25%上限5000ポイント付与されます。2万円の決済の25%で5000ポイント受け取れる計算です。
また、一度連携したキャッシュレス事業者は変更できないので慎重に事業者を選ぶべきです。各社ポイントを上乗せして顧客を獲得しようとしていますので上乗せの大きさだけで選ぶと今後のキャッシュレスを利用する場所が少なかったりします。決済事業者は駆け込みでポイント上乗せする可能性も高いです。
2020年8月現在では「d払い」が上乗せ額が大きくてお得ですが、普及率はpaypayが多いです。
私が思うにはキャッシュレス事業者の上乗せ額に左右されることなく普段よく使うキャッシュレス事業者にした方が長い目で見ると便利だと思います。
マイナンバーカードを持っている人が少ないのでマイナンバーカード発行することから始めると最終的にポイントを受け取るまでに時間がかり、キャンペーンは2021年3月で終了ですし、期間を待たずにキャンペーンの予算2000億円が無くなれば終了と言われています。一人あたり5000ポイントとすると4000万人まで受け取れる計算ですので早めに動いた方がいいです。とは言っても予算が尽きても補正予算を組むことも考えられます。
マイナポイントキャンペーンは年齢制限がないのでお子様もマイナンバーカードを取得して登録すれば×家族の人数分ポイント還元されて家計も助かります。
子供のマイナポイントは親のマイナポイントを合算して付与できないので親とは異なる決済事業者を選ばなくてはならないです。
マイナンバーカードは健康保険証との連携も始まりますので益々利便性が高まります。このキャンペーンを機会にマイナンバーカードをGETしましょう。
