コロナ禍で外出することがめっきり減っている今日この頃です。
そんな時に最適なのが今回おすすめする美術館巡りです。
それを本で体験します。
中野京子さんの
「初めてのルーブル」です。
中野京子さんを知ったのは数年前の「怖い絵」が話題になって展覧会を見に行った時です。それから書籍を手にしました。
勿論、実際美術館に足を運んで見るのが良いのですが書籍だけでも十分楽しめます。
というのも文章が上手い。中野節、中野漫談の如くという感じで一気読みしてしまいます。
従来の絵画解説とは一線を画す文章力です。
中野さんの経歴を見るとドイツ文学家です。
やっぱり。
その絵画が描かれた時代背景、意味、物語がよくわかります。
絵画解説と小説のハイブリッドです。
中野京子さんはもう既に有名なのでご存知の方も多いと思います。
改めて閉塞したコロナ禍の気分を一新するためにも皆さま是非ご一読を。