先日、図書館で興味深い本を見つけました。書店でもベストセラーになっているみたいですね。
「スマホ脳」
というスマホを使うことのデメリットを丸々1冊綴られています。
とは言っても私はスマホを使うことによるメリットの方が圧倒的に大きいので使い続けますけど。
例えば車を使うのに交通事故や運動不足や維持費などのデメリットがありますが、急な用事の時に直ぐに駆けつけることができたり買い物も効率的にできますし家族旅行も交通費を節約できたりとメリットがあればデメリットの二面があるのは便利なツールが開発されれば発生するものです。
原子力発電も事故が起ればとんでもないことになりますが二酸化炭素を排出しない環境に優しいものです。
ということでスマホ脳というスマホに依存してしまうデメリットばかりでなくメリットも挙げたうえでスマホと付き合って行きましょまうというまとめ方にした方が建設的だと思いました。無駄にスマホの恐怖心を煽っている内容でした。
スティーブジョブズやビルゲイツは自分の子供にスマホを触らせなかったりアメリカの有名食品会社の社長は自社の商品を口にしないなど内情に詳しい関係者は知り過ぎているが故に危険性を訴えています。
スマホの見守りアプリのおかげで離れた実家の両親の様子が把握できたり街の防犯情報やお天気情報やキャッシュレス機能のおかげで家計が明確になったりスマホは超便利です。
著者のアンデシュ・ハンセンさんは脳科学に精通しているスウェーデンの研究者です。前作「一流の頭脳」もベストセラーで私も読ませて頂きました。脳の働きを良くするには運動せよ!という運動することのメリットを述べていて大変良書でした。
スマホに私たちの脳がハッキングされていくと考えるのではなく私はあんまり気にせずにスマホを便利に使いこなしていきたいです。
依存といえば最新の研究ではアルコール依存の危険性が高まってきています。24時間コンビニでアルコールが買える日本は海外から見れば異常に感じるようです。タバコ規制が厳しくなってきている日本ですが次はアルコール規制が厳しくなると言われています。さすがにスマホ規制になることは無いと思いますがどうなりますやら。