最近と言っても2020年5月11日からセブンイレブンでは「エシカルプロジェクト」として食品ロス削減に取り組んでいます。
具体的にどんなことを行っているかというと
セブンイレブンのエシカルプロジェクト
消費期限が近くなってきた弁当などの食品をセブンイレブンの電子マネーのnanacoで買うと5%ポイント付与されます。
つまり5%引きで買い物できます。
対象商品には緑の5%付与のシールが貼ってあります。
お客さんの買い物心理
食品を買うときは多くの人は新鮮なものを買いたいですよね。
当然の行動心理です。
しかしそれをみんなしていると店員さんが新しい商品を後ろに並べてもお客さんが後ろから取っていくと古い商品が残ってお店は時間が来たら回収して処分しなくてはなりません。
こういうことが原因の一つで食べられるにもかかわらず捨てられる食品ロスの問題になっています。
一日の一店舗あたりの平均食品ロスは約3〜5万円になります。
かつてはコンビニは割引というのは考えられなくて希望小売価格での販売が当たり前でしたが食品ロスの問題などから割引を導入するようになってきました。
我が家の近所のスーパーなどでは夕方になると割引シールが貼られた商品がどんどん売れていき2時間ほどでお惣菜コーナーは空になっています。
同じ値段なら消費期限の遠い物を買うのは当然なのでセブンイレブンのこの割引システムは寧ろ遅いくらいです。
コンビニも消費者もどちらも得するシステムが始まっています。
私個人的に感想を言うなら5%割引は少ないと感じていてスーパー並の20%〜50%割引くらいに対応してもらいたいのとエシカル(ethical)という意味は倫理的という意味です。
セブンイレブンは現在も店舗での廃棄食品を養豚場や養鶏場に餌として提供してそれを食べて育った鶏の卵を加工して食品として販売しています。
廃棄食品にはプラスチックや食品添加物などの環境ホルモンの問題もあるので食品リサイクルをした商品を人間が食べて人体への影響が心配されます。
廃棄食品リサイクルを行なっている会社がエシカル(倫理的)活動を謳っているのは個人的に違和感があります。
「食品ロス削減」の活動は活発になってきていて賞味期限切れの食品を格安で販売するNPO法人が運営する専門店も全国的に増えてきています。
ここで賞味期限と消費期限の違いを解説すると
賞味期限はその商品が美味しく食べられる期限。
消費期限はその期限を過ぎたら食べない方がいい限界期限です。