今回ご紹介するのは「不満買取センター」です。insight Tech(インサイトテック)というベンチャー企業が開発したアプリで数年前にはメディアで取り上げられて話題になりました。
不満買取センターとは
日常の不満、例えば
「商品の使い心地が悪い」
「新商品を試したが美味しくない」
「近所のゴミの出し方ができてない」
など気がついたことを気軽に投稿することで不満を査定しポイントが付与されて、500ポイント貯まるとAmazonギフト券に交換してくれます。
不満買取センターを実際利用した感想
第一は、気持ちが軽くなります。精神衛生的に文句ばっかり言うと良くないと思われますが、ストレスは溜め込むことで増幅してストレスホルモンであるコルチゾールの濃度が高まって身体に悪影響を及ぼします。
これを小さなストレスのうちに定期的に廃止することでガス抜きできるのがこの「不満買取センター」なのです。
このようにTwitter感覚で投稿できます。
普段SNSでクレームを発信すると大炎上したりしますが、不満買取センターは小遣い稼ぎになります。
不満1件につき査定により1ポイントからの付与で500ポイント貯めるとなると不満のネタが尽きる(不満が無くなる)という良いのか悪いのか不思議な感じになります。500ポイント貯める道のりは長いです。ポイントを貯める目的よりも心を穏やかにするツールだと認識すれば大変役立つアプリです。キャンペーンには最大50ポイントで買い取ってもらうこともできます。
自分の不満を投稿するとそれに反応してくれた人が「わかる」ボタンを押してくれて、TwitterやInstagramでは「いいね」のような機能があるので自分の不満に理解してくれる人が増えるとより心が穏やかになります。皆んなの不満も見ることができて共感することもできます。
最近再びメディアで取り上げられるのを目にします。登録者も増加傾向です。無料で登録できて、簡単なプロフィールを入力するだけです。この手のアプリに多い迷惑メールもありません。
不満買取センターのしくみ
私たちが投稿した不満を企業が消費者の意見として買い取り、商品開発やマーケティングを活用しているのです。なので商品についての不満を5W1Hで投稿すると高額で買い取ってくれる傾向にあります。商品改善の提案や、このような商品があったらいいなという提案するのも企業からすればありがたい意見と受け止められます。
消費者と企業との双方が相乗効果をもたらすアプリです。