城崎温泉の高級宿「西村屋本館」に宿泊しました。
西村屋本館は江戸時代安政年間に創業して今まで160年の歴史を紡いできた老舗旅館です。
2024年にはホテルのミシュランで日本で17軒しかない「2つ鍵」を獲得しています。
建物は国の登録有形文化財に指定されていて佇まいが趣あります。
訪れたのは蟹シーズンが始まる前の2025年9月です。
玄関はお香が炊かれていて良い香りが漂っています。
床もピカピカに磨き上げられています。
ロビーからは中庭が見えて一枚絵のような景色が広がっています。
ロビーフロア横にはフリーラウンジがあり、ソフトドリンクのフリーサービスがあります。サービスはソフトドリンクのみでおつまみやアルコールの提供はありません。ライブラリーがあり城崎の歴史書籍やアートブックがあり自由に閲覧できます。
お部屋は一番リーズナブルな和室一間(8畳＋広縁)ですが無駄を省いた洗練されたお部屋で狭さは全く感じません。
床間は純和風でスッキリしています。
お部屋は2階でそこからの眺めは綺麗に手入れされた自慢の庭園が見えます。
洗面台は1台でスッキリしています。椅子があるので朝の支度が楽です。ドライヤーはKOIZUMIです。
チェックインはウエルカムサービス(城崎銘菓 だんじり太鼓とおかきとお抹茶)を頂きながらお部屋で行います。
城崎温泉といえば外湯巡りが楽しいですが西村屋に宿泊者は翌日の13時まで使える外湯巡りフリーパスチケットが貰えます。
西村屋本館の大浴場は全部で3つあって、2つはロビー横にある「吉の湯」「福の湯」と別邸平田館にある「尚の湯」があります。「尚の湯」は本館横の別邸にあるので利用者が少なくのんびり湯船に浸かることができます。
さらに西村屋本館に宿泊者は姉妹館の「招月庭」の大浴場も利用できます。本館から車で無料送迎してくれます。
夕食は部屋食で9月に訪れた時は「但馬秋の味覚会席」を頂きました。
前菜は秋の味覚の栗があります。
次は漁が解禁したての香住産の紅ずわい蟹です。松茸も入っています。
松茸が入った茶碗蒸し。
お造り。
焼き物。
箸休めは鮑が出て来ました。
但馬牛朴葉味噌陶版焼き
お米は奥但馬の棚田米 銅釜飯
水菓子。
夜の外観は雰囲気良くライトアップされています。
夜の温泉街も外湯巡りや遊戯場など楽しめます。
西村屋本館には展示室があり著名人の貴重な品が展示してあります。
朝食は国の登録有形文化財に指定されている宴会場「霊泉の間」で頂きます。
和朝食、洋朝食がありどちらも甲乙付け難く絶品です。
朝食後は中庭を散策したり大浴場に入ったりしてチェックアウトの時間になります。
今回の宿泊料金 1泊2食つき 和室一間 2名
