今回は歯のケアについてお話します。
私は若い時から歯が弱くて歯周病や虫歯に悩まされていました。
当時は歯ブラシと爪楊枝だけでした。
毎日、朝晩磨いているのに歯茎から出血などトラブルでよく歯医者さんにお世話になっていました。2本は抜けてしまってインプラントです。
歯間ブラシとフロスの重要性を認識できていませんでした。
毎日歯磨きをしますが、歯ブラシだけで汚れが取れるのは60%といわれています。
大事なのは歯と歯の間、歯と歯茎の境目です。
ここに汚れが残りやすいのです。
そこで有効なのが歯間ブラシとフロスです。
どちらかを使っている人は最近増えてきましたが、両方使っている人は少ないです。
是非とも両方使った方がいいです。
アメリカでは歯のセルフケアの重要性を個人が良く理解していてフロスの使用率は80%です。
一方日本人はフロスの使用率は20%しかいません。
フロスを使用すると汚れ除去率が80%〜90%まで上がります。
それと定期的にメンテナンスで歯科医院で超音波洗浄器で歯周ポケットを洗浄してもらうことも重要です。
成人の80%が歯周病です。歯でしっかり噛めないと脳に血流が廻らないので脳にもよくないですし、しっかり噛まないと消化にも悪いです。
よく噛むようにするだけで便秘を改善する報告もあります。
よく噛まないと早食いになって血糖値も上がりやすくなります。
お口の健康は健康寿命にも影響します。
生活の質Quarity of Lifeにも関係しています。
噛むことは大事なので歯は大切にしたいです。
是非、歯間ブラシとフロスの使用を推奨します。