1円切手は1951年4月からずーっと長い期間、書体などマイナーチェンジはしたものの昔ながらの怖ーいおじさんのデザインです。
この人は前島密(まえじまひそか)という「日本近代郵便の父」と呼ばれる人物です。
スマホを利用する人が増えてメールやLINEであれば一瞬で送ることができるので郵便そのものを利用するニーズが減ってきているなかでも消費税増税による郵便料金の値上げなどで1円単位の切手のニーズが少なからずあります。
そんな中、葉書や封筒を大事にしてくれる顧客から「違うデザインにしては?」という要望からこの度2021年4月14日に1円切手の新デザインを1円切手50枚(50円)を1シートとして1億枚、200万シート限定販売します。
新デザインは日本郵便のゆるキャラ「ぽすくま」で印象がガラッと変わります。
因みに2円切手はこちらの可愛いウサギです。
5円切手は日本ざる、10円切手はトキ、20円切手はニホンジカ、50円切手はニホンカモシカ、63円切手はソメイヨシノ、84円切手は梅の花、100円切手はサクラソウ、140円切手はヤマブキ、以下は綺麗な景色や模様のデザインです。
なので1円だけ怖いおじさんは凄く違和感があります。それでも残り続ける理由は前島密氏の多大なる功績への敬意であります。