「伝える力 池上彰」ビジネス書のベストセラー(感想)

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人間関係においてコミュニケーション能力はビジネスに限らず日常生活でも大事です。

お願いしたことが自分の思っていた通りに伝わっていなくて苦労するときがあります。

家庭でも夫婦との会話つまり男女のコミュニケーションの齟齬が夫婦喧嘩に発展したりします。

我が家では特に「言った・言わない」の揉め事はしないようにしています。

そこで今回紹介するのは「伝える力」著:池上彰さんです。

この本は著者の書籍の中でもトップセールスを誇る200万部のベストセラーです。

池上彰さんの分かりやすさには定評があるために各メディアに引っ張りだこです。

分かりやすいということは、相手に良く伝わっているということです。

仕事など様々な場面でコミュニケーション能力は求められるので何を言ってるかわからないのではその人が素晴らしい才能があっても表に出てこないです。せっかく良いものをもっているのに上手く伝えることができないのは非常に勿体ないです。

それにしっかり伝わっていないとトラブルの原因になりそれを修正するのに時間的にロスにが生じます。生産性を重視される現在のビジネスシーンでは致命的です。

現代に不可欠な能力といえる「伝える力」をどうやって磨き、高めていったらよいのか。その極意をこの本は分かりやすく解説しています。

伝えるにあたっての心構え、気持ちの持ちようから相手に興味の持ってもらい方、クレーム時の対応の仕方もどうすれば良いか解説しています。

上手く伝えることに失敗すると事態が悪化したり取り返しのつかないことに発展したりするので大変重要です。

伝える力を養うには書くことも大事と著者は言っています。書くことがどうして伝える力に関係しているのかを解説してそのトレーニングの仕方も分かります。

プレゼンの仕方のテクニックも披露しています。

そして具体的にこのワードは使わない方が良いですよと理由付きで解説しています。これは教えてもらわないとセンスでは身につかないことです。

伝える(アウトプット)力を更にレベルアップするにはインプットも大事であると主張し、良質なインプットの方法も網羅しています。

ビジネスパーソンには必須の伝える力の身につけ方がトータルに細かく解説されています。フリージャーナリストとして活躍し、メディアでもわかりやすく伝えることを実践している著者だからこそ分かるテクニックを惜しげもなく披露しています。

コミュニケーションについてよくわかります。

是非ご一読を。

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