「人間の本性」丹羽宇一郎(感想)

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今回私が読んだのは丹羽宇一郎さんの

「人間の本性」です。

なかなか根本的な問題です。

人生も中盤に差し掛かってくるとある程度酸いも甘いも分かってきたつもりでも著者は更に仙人の立場から人生について教えてくれます。

昔から哲学者は「人間とは」について探求し続けています。

人間とは答えが無い深いものであり、長く人生を経験してきた著者から学ぶことは多いです。

動物でもない、AIのような機械でもない、人間性を高めた生き方とはいかなることかを語っています。

生きていく上で悩みはあって当たり前、そういう前提でいかに世の中を渡っていくか。自分のことしか考えない人生か、それとも他人がいるおかげで自分があるから他人を意識し、どう振る舞えば良いのかを著者の経験から提言しています。

お金持ちになれば幸せなのですか?思い通りになれば幸せですか?

違います。

人生の価値はそんな次元ではないことがわかります。

生きていく上での多くの問題は何から始まるのかも明快に指摘しています。

困難に直面した時、思う通りにいかない時の考え方も語られています。

元一流プロ野球選手のイチロー氏も引退会見で著者と同じことを言ってました。

「遠回りだと思ってたことが今になって近道だったとわかった」

本書を読んだ後から人生の景色が変わるのが実感できます。

外出自粛の機会に改めて人間について考え直すにはお勧めの本です。

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