社会の常識を疑う目を育てよう「リベラルがうさんくさいのには理由がある 橘玲」

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「リベラル」自由なこと。自由主義的。

自分をリベラリストと称した著者が偽物のリベラリストに苛立ちを感じて痛快に正論をぶちまけています。

著者は通常、コラム形式で2〜3ページで話題を述べていますが、「沖縄戦集団自決」は書き下ろしで、かなりのページを使って真実を追求していて読み応えがあります。

その後はコラム形式でサクサク読めます。

太平洋戦争に突き進んで行ったのは軍部の暴走が原因と認識していたが、真実は...。

相変わらずの知的好奇心をくすぐる内容です。私は都市伝説の類いが興味あるので著者のコラムはハマります。

メディアの発信する内容は疑ってかかる、常に疑問を持って思考することがこれからの時代大事ということは最近影響力のある人は皆んな主張している。

社会問題、労働問題などは切れ味抜群。宗教は怖くて口にもできない話題を語る所は怖いもの知らずだと感じた。

海外では人種差別が解決する見込みがない状態ですが、日本では人種差別よりは違った差別が社会に蔓延していて、刷り込まれた思考は変えることは難しいので何世代か入れ替わった世界に期待したいです。

海外では路上喫煙や飲酒はダメなのが日本ではいつでも自動販売機で購入できたり、パチンコや風俗が海外より進んでいたりそれがまかり通るなら同性婚や大麻合法化など世界の流れに合わせる事ぐらい日本なら出来そうなことと思う。もう先進国の枠から殆ど外れているレベルなので政府はなんでもやってみたらいいのに。

最近ベーシックインカムが気になってましたが、その見解も述べていたので参考になりました。MMTについても述べてもらいたいです。

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