5月頃から梅雨に入り始めて気温も20度を超えてきて湿度も高くなってくる時期になると奴が活動を開始します。なのでこの時期に対策をすることで大きな効果が期待できます。
前回は薬剤を使った対策を紹介しました。とくにバルサンなどの噴煙式は隅々まで薬剤が行き渡るので効果は絶大です。しかしデメリットとしては機械や家具などの備品類を薬剤から守る為にカバーをしっかりする手間が大変ですし換気や薬剤の拭き取り作業や、奴の後始末が煩わしいです。
又、ブラックキャップやホウ酸団子など誘引性の駆除剤はそれ自体が毒性があるのでペットを飼っていたり小さいお子さんがいる家庭だと触ったり口にしたりする危険性があるので使用することができません。
そこで奴の習性を利用して簡単・安全にゴキブリ対策できる方法を今回は紹介します。
結論は奴はハーブなど柑橘系の匂いが嫌いなことです。ドラッグストアではハーブを使ったゴキブリ対策商品も見かけます。それでも良いと思いますが今回はインテリアにもなってゴキブリ対策もできる一石二鳥の方法です。それはアロマティカスという観葉植物です。
ホームセンターにある園芸店で売っています。ホームセンターに無くてもネット通販で確実に手に入れることができます。見た目はミントのような小さな植物です。原産地が暑い所なので乾燥に強く寒さや湿気に弱いです。元気がなくなってきたら日の当たるところに移動させてください。匂いもミントに似ています。育て方も簡単でしかも数百円で安価です。驚くことに葉っぱは食べることができます。紅茶などに浮かべてみるのも良いです。
奴が現れそうな水周りなど部屋の隅々にアロマティカスを設置します。観葉植物を置くことは風水的にも良いですしインテリアにもなってゴキブリ対策もできる素晴らしい方法です。
ゴキブリはハーブが嫌いという習性はよく知られていて生物実験でもゴキブリがいる箱にハーブを入れるだけでゴキブリの神経を刺激して痙攣させることが確認されています。それを利用してハッカ油、香辛料のクローブホール、ベチバーなどのエッセンシャルオイル(無印良品)、ペパーミント、シナモン、ラベンダー、レモンなどアロマを配置する対策法もネットなどでよく紹介されています。
ゴキブリは塩も嫌いです。ベランダやお庭はハーブの効果を生かすことができないので塩を撒いて寄せ付けない効果も期待できます。
ゴキブリ対策の参考になれば幸いです。