私が流行病の最中に自宅の押し入れから掘り出したのが「ロバート・キャパ写真集」です。
今回は写真集を紹介します。
文庫版の写真集なので気軽に読めます。
ロバート・キャパのことはノルマンディ上陸作戦での有名な写真で知っていました。
それしか知識としては無かったです。
今回、写真集として一通り見て心に響きました。
彼の信念・哲学として、
いい写真を撮るには兎に角近づくこと。
なので、今回の写真集は紛争地域での最前線での作品なので迫力が凄いです。
被写体も生死がかかっているし撮影者本人も命がけなのでホント凄いです。
彼は交友関係も広くて著名人を写した作品もあります。個人的にはヘミングウェイやスタインベック、カポーティ、ピカソの素顔が見れて良かったです。
ロバート・キャパはインドシナ戦争の撮影中に地雷を踏んで死亡するのですが、キャパ最後の写真も収録されていて感慨深いです。
数ある記録写真集とは一線を画す所はロバートキャパの訴えがビシビシと感じられる所です。
心に響く写真集を是非ご一読を。